Mutiband DynamicsのBelowとAboveについて
Mutiband DynamicsのBelowとAboveについて
UI的に「Belowは低い音量を操作する、Aboveは高い音量を操作する」と勘違いしてしまいそうになるが、「Belowは閾値以下を操作し、Aboveは閾値以上を操作する」が正しい
マニュアルの説明がクソわかりにくいのも問題
ダイナミクス処理はふつう「ダウン/アップ×コンプ/エクス」の四象限で考えるが、AbletonはこれをThreshold以下/以上 × コンプ/エクス(というか1:1以下の値を取れるRatio)で整理し直した、と言える。
ちなみにPro-MBもこのへんはごちゃついてる
Compress/Expandのモード切替ボタンがあるが、Rangeの0を境にしてThresholdの動作を「上回ったら処理する」から「下回ったら処理する」(またはその逆)に切り替えてる。
CompressモードにしてRangeをマイナスからプラスに回すと、0を境に黄色で表示されてるリダクションラインがRangeの上限に張り付く動作をする。
Ratioが0~infまで取れて、処理するのはThresholdより下か上かを選べるようにする、がUIとしては正解な気がする。こいつらそれぞれ名前が違うけど実は地続きなんだよ、という意識。